シリア

シリア情勢が非常に緊張してきました。
化学兵器を政府側が使用したと、米国はほぼ断定しているようで
今後、米、欧州の連合軍が大きく関与していくような印象です。

米軍が出動すると、早期沈静化は見込めるものの、
一時的に、原油高騰、株価下落、ドル売りが加速するおそれがあります。

現に、原油、金価格が上昇して、ドルが下落しています
それにつれて、ドル円も円高が進んでいます。

これからは、いろいろな見方が交錯してきます
9月にいろいろ大きなイベントがあることもありますけど
アベノミクスにとっては、来年の消費税上げを実現するためには
もう一段の株高、円安が必要です。
このままマイナス環境が続いてしまい、
もし来年の消費税があがらないとなれば、外国人投資家がさらに
日本株から手をひくことが予想され、さらに、失速感がつよくなり
アベノミクスは大きな痛手をこうむることになります。
なので、9月のGDP発表のタイミングにあうように、何か仕掛けてくる
かもしれません。

一方で、海外情勢でみると、現状は、逆風がふいています。
前段のシリア情勢もそうですが、
米CNBCニュースが、来年1月に米FRB議長の後任人事に関して、
サマーズ元財務長官の公算が大きいと報じました。
サマーズさんになれば、taperingの早期実現の公算から、
米株にとっては、マイナス材料で、日本への影響も必ず出てきます。

さらに海外からの見方として、過去、消費税をあげた後の経済の
落ち込み、さらには国家財政が全くよくならず、むしろ悪くなってきた事例から、
いずれにしても、日本株は頭打ちになっているとの見方もあります。

一方的な方向にいくことはない相場ですけど、今は、特に慎重に
周囲のお祭り騒ぎに乗らないようにしなくてはいけませんね。

現在の日経先物ミニの売りポジション（＠13425円）は、引き続き保有ですが
上向きにに転じた5日線に支えられている状況です。
昨日の高値１３７７５円を超えたら一旦撤退したいと思います。



[シリア] ブログ村キーワード

---

スポンサードリンク

タグ：シリア 消費税 FRB